日経平均寄り付きは68円安、タカタが売り気配でスタート

 24日の日経平均株価は、68円78銭安の1万5300円50銭で寄り付き。  前日のNYダウは9ドル安と小幅反落。高値圏でのもみ合いとなっている。為替市場ではドルが101円台後半で推移しており、手掛かり難から日経平均は小幅安で寄り付き、その後に下げ幅は100円を超えている。  個別では、新製品が薬事承認を取得した日本エム・ディ・エム <7600> が買い気配。国内でアシッドポンプ拮抗薬の第1相臨床試験を開始したラクオリア創薬 <4579> 、今11月期予想を増額した象印マホービン <7965> なども買い気配でスタートしている。  また、乗員養成ビジネスへの注力が報じられたANAホールディングス <9202> が買い先行。今3月期の業績上積み方針が観測された共同印刷 <7914> が大きく買われ、今2月期の1Q営業利益が2割増と観測されたローソン <2651> は小幅高となっている。  一方、エアバッグのリコールが判明したタカタ <7312> が売り気配。今後2カ年の経営計画を発表した東京製綱 <5981> が急落しており、1Qの営業利益が25%増となったアークランドサービス <3085> 、子会社の増資計画が報道されたジーエス・ユアサ コーポレーション <6674> は売り先行となっている。(編集担当:片岡利文)
24日の日経平均株価は、68円78銭安の1万5300円50銭で寄り付き。
japan,economic
2014-06-24 08:30