スポット金上昇、イラク情勢や米株式市場の軟調が背景
6月23日のスポット金は上昇。イラクでの地政学的な緊張や米株式市場の軟調が背景となった。イラクで政府軍とイスラム過激派の衝突が続く中、リスク回避志向が根強かったほか、6月のHSBC中国製造業購買担当者景況指数(PMI)の速報値が50.8と、前回値および予想を上回ったことで、需要増を見込に金買いの動きが強まった。一方、前週末に2カ月ぶりの高値を付けたことから、朝方には利益確定など要因の売りも出たため、一時マイナス圏に沈む場面もあったが、ドル対主要通貨の軟化で割安感から買われたほか、米株相場の下落に下支えされ、スポット金は底堅く推移した。
WTI原油先物が反落、イラクでの戦闘が供給障害に至らなかった。イラクでの戦闘が主要な石油生産地域に広がっていないことから、原油の需給懸念が和らげ、売りが出た。(情報提供:東岳証券株式会社)
6月23日のスポット金は上昇。イラクでの地政学的な緊張や米株式市場の軟調が背景となった。イラクで政府軍とイスラム過激派の衝突が続く中、リスク回避志向が根強かったほか、6月のHSBC中国製造業購買担当者景況指数(PMI)の速報値が50.8と、前回値および予想を上回ったことで、需要増を見込に金買いの動きが強まった。
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2014-06-24 10:45