【株式市場】日中関係を気にするがTOPIX高く材料株活況で日経平均回復し8日続伸

 27日後場の東京株式市場は、引き続き首相の靖国神社参拝を受けた日中関係の冷却懸念から様子見ムードが強く、日経平均は大引けの30分ほど前まで1万6100円(約74円安)前後で小動き。  中で琉球銀行 <8399> は辺野古埋め立て景気や振興予算に期待し急伸。海運株や倉庫株、鉄鋼株が高く、東証1部の値上がり銘柄数は7割を超え、TOPIX(東証株価指数)は小高いまま堅調。  三井不動産 <8801> やNTTドコモ <9437> 、大王製紙 <3880> などが高値を更新したまま堅調で、三井金属 <5706> も高値を更新して推移。藤倉ゴム工業 <5121> は次世代電池を材料に連日急騰し、グリムス <3150> (JQS)はエナリス <6079> (東マ)との提携を好感しストップ高。日経平均も大引けはプラスに浮上した。  東証1部の出来高概算は18億5824万株、売買代金は1兆5700億円。1部上場1776銘柄のうち、値上がり銘柄数は1336(前引けは1229)銘柄、値下がり銘柄数は347(前引けは390)銘柄。  また、業種別指数は33業種中31業種(前引けは28業種)が値上がりし、値上がり率上位は海運、鉄鋼、倉庫・運輸、鉄鋼、不動産、空運、小売り、銀行、などだった。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
27日後場の東京株式市場は、引き続き首相の靖国神社参拝を受けた日中関係の冷却懸念から様子見ムードが強く、日経平均は大引けの30分ほど前まで1万6100円(約74円安)前後で小動き。
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2013-12-27 15:45