韓国車のリコール、日米中韓4か国で急増も・・・むしろ消費者の信頼を勝ち取った?=香港メディア

韓国貿易協会国際研究院は22日、自動車のリコール(回収・無償修理)について分析した報告書を発表し、韓国の自動車メーカーが2014年1月-5月に米国、中国、日本、韓国の4カ国でリコールした自動車が計50万台を超え、前年同期比189.5%増となったことを発表した。香港メディアの鳳凰網が23日付で報じた。
記事は、韓国自動車のリコールが急増したと報じる一方、韓国メディアが「リコールの規模が大きい米国や日本の自動車メーカーとは違って、韓国自動車メーカーは対応が迅速であったため市場シェアには大きな影響はなかった」と報じたことを伝えた。
記事は、米国と日本の自動車メーカーはリコールの回数は少ないものの、規模が極めて大きいと主張。米国の自動車メーカーが14年にリコールした自動車が前年同期比92.7%増の2305万台に達し、日本の自動車メーカーは同92%増の255万台に達したと紹介した。
さらに韓国の自動車メーカーはリコール台数が急増していながらも、14年1-3月期における米国市場でのシェアは13年の7.8%から10.2%にまで上昇したことを紹介。
続けて、「韓国の自動車メーカーの競合企業であるGMやトヨタが大規模リコールを行うなか、現代自動車や起亜自動車はリコールの対応は相対的に迅速だった」とし、こうした対比のもと、韓国の自動車メーカーは消費者の信頼を勝ち取ったと論じた。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)
韓国貿易協会国際研究院は22日、自動車のリコール(回収・無償修理)について分析した報告書を発表し、韓国の自動車メーカーが2014年1月-5月に米国、中国、日本、韓国の4カ国でリコールした自動車が計50万台を超え、前年同期比189.5%増となったことを発表した。香港メディアの鳳凰網が23日付で報じた。(イメージ写真提供:123RF)
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2014-06-24 13:30