岡野バルブ、先送り案件など響き今11月期営業益予想を減額
岡野バルブ製造 <6492> が24日引け後、今11月期の5月中間期と通期の業績予想を修正した。
同社の主要事業の発電プラント用バルブにおいて、国内原発の再稼働に不透明要素が多く、島根原発や志賀原発の耐震対策弁販売、台湾向け案件などが先送りとなっている。また、メンテナンス事業においても柏崎原発工事の一部が先送りとなったという。
これらの要因から、通期計画の売上高を従来予想の85億200万円から80億200万円(前期比9.4%増)に、営業利益は1億5000万円から1億3500万円(同0.7%増)に引き下げている。
一方、東日本大震災に伴う賠償金が計上されたため、純利益は上方修正。1億2500万円から2億2000万円(前期比17.6%増)に増額となり、増益予想に転じている。
岡野バルブの24日の終値は1円安の318円。(編集担当:片岡利文)
岡野バルブ製造が24日引け後、今11月期の5月中間期と通期の業績予想を修正した。
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2014-06-24 15:30