キリン堂が朝方に買われる、今2月期1Qは増収減益で着地

 キリン堂 <2660> が朝方に24円高の710円まで上昇。しかし、買い一巡後は上げ幅を大幅に縮小し、前日終値付近まで戻している。  同社は24日引け後、今2月期の第1四半期業績を発表した。売上高は253億8000万円(前年同期比3.5%増)、営業利益は2億9200万円(同2.3%減)、純利益は1億2600万円(同15.8%減)となり、増収減益での着地となった。  主力の小売セグメントにおいて、ドラッグストアチェーンで消費増税前の駆け込み需要や4月より導入した新ポイントカードの入会促進の効果、調剤部門の伸びなどで売上が堅調だったものの、販売費や一般管理費が増加し、営業減益となっている。  同社の8月中間期業績は従来計画を据え置いており、売上高は前期比4.1%増の539億円、営業利益は同1.1%増の8億8000万円、純利益は同8.1%減の4億2000万円を予想する。  消費増税による影響が限定的だったとの見方が、朝方の買いにつながったもようだ。(編集担当:片岡利文)
キリン堂が朝方に24円高の710円まで上昇。
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2014-06-25 10:00