ユーグレナが後場急落、いすゞとの新燃料共同開発で材料出尽くし感

 ユーグレナ <2931> が後場急落。前場は一時151円高の1748円まで買われていたが、午後2時過ぎに反落し、午後2時13分に240円安(15.0%安)の1357円まで売られている。  同社は25日後場に、いすゞ自動車 <7202> と共同で次世代バイオディーゼルの実用化を目指す「DeuSELプロジェクト」をスタートすると発表した。  同プロジェクトでは、微細藻類ユーグレナ(ミドリムシ)由来の次世代バイオディーゼル「DeuSEL」の実用化を目指すという。第一歩としてDeuSELを使用したシャトルバスの定期運行を、7月1日からいすゞの藤沢工場と湘南台駅間で開始する。  「DeuSEL」は「ディーゼル」と「ユーグレナ」を組み合わせた造語であり、同プロジェクトでは2018年までの技術確立を目指すとしている。  今回の件は、前週の時点で「25日に両社による新プロジェクトが発表される」と報じられていた。そのため、ユーグレナの株価は13日終値の1097円から23日には年初来高値の1750円まで急騰しており、発表後は材料出尽くし感で売りが強まったようだ。(編集担当:片岡利文)
ユーグレナが後場急落。前場は一時151円高の1748円まで買われていたが、午後2時過ぎに反落し、午後2時13分に240円安(15.0%安)の1357円まで売られている。
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2014-06-25 14:30