[ベトナム株]日越不正防止協議会、新規ODA再開は持ち越し
日本とベトナム政府はハノイ市で24日、「第3回 政府開発援助(ODA)不正防止のための日越対策協議会」を開いた。今回の協議会では今月2日に開催された前回協議会の結果を踏まえつつ、日越関係者間でODA事業の適切な実施体制の確保に向けて、情報共有及び意見交換を行った。
今回の協議会では、ベトナム政府が日本交通技術株式会社(JTC:東京都台東区)とベトナム鉄道総公社(Vietnam Railways=VNR)が関与するODA案件での不正に関する調査結果を報告すると共に、再発防止策の策定及び実施について政府としての考え方を表明。また、再発防止策については、日越双方が提案した具体的な方策に基づき議論を行ったが、現在停止している新規円借款の供与再開は、次回以降の協議会に結論が持ち越された。
なお、両社が関与した問題のODA案件はハノイ市都市鉄道建設計画(メトロ1号線)で、JTCは事業受注の見返りとしてVNRの幹部らに総額6600万円のリベートを支払ったとされている。(情報提供:VERAC)
日本とベトナム政府はハノイ市で24日、「第3回 政府開発援助(ODA)不正防止のための日越対策協議会」を開いた。今回の協議会では今月2日に開催された前回協議会の結果を踏まえつつ、日越関係者間でODA事業の適切な実施体制の確保に向けて、情報共有及び意見交換を行った。
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2014-06-25 18:45