サイボウズが今12月期の営業損益を赤字に修正
サイボウズ <4776> が26日引け後、今14年12月期の業績予想を修正した。
通期の売上高は従来予想の54億円から58億円(前期比11.6%増)に上積みしたものの、営業損益はトントンから2億円の赤字(前期は2億8800万円の黒字)に、最終損益もトントンから2億円の赤字(同1億8800万円の黒字)に減額している。
クラウド関連事業の売上、パッケージ版の売上が予想を上回ったものの、クラウド関連事業の長期的な成長を目的とした積極的な設備投資や広告宣伝投資の実施もあり、利益面は従来予想から減額となっている。
また、未定としていた期末一括配当については、3円65銭(前期は実質2円6銭)とした。同社はこれまで純利益の50%を配当性向の目安としていたが、クラウド関連事業への移行に向け一時的に利益水準が低下していることから、今期はクラウド関連事業の売上総額の10%を配当額としたという。
サイボウズの26日の終値は、前日比変わらずの385円。(編集担当:片岡利文)
サイボウズが26日引け後、今14年12月期の業績予想を修正した。
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2014-06-26 15:45