会社予想が控え目で達成確度が高そうな最高益更新銘柄は=金山敏之
3月期決算企業の本決算発表も先月中旬には終わりましたが、今期の業績は伸び率こそ大幅に鈍るもののこれまでで最高だった2008年3月期にほぼ並び、上振れすれば最高益更新も期待できるとみられています。こうしたなかこの投資のヒントのコーナーでは数回に渡って最高益更新銘柄を取り上げてきましたが、今回はこうした最高益更新が予想される企業のなかから業績の会社予想がいつも控え目で、そのため今期も最高益達成の確度が高いと考えられる銘柄を探ってみました。
具体的には最高益更新が予想される3月期決算銘柄の過去5年間の営業利益の期初予想と実績を比較して、5年間全てで実績が期初予想を上回った銘柄をピックアップしてみました。そのなかには会社予想が保守的で有名なトヨタ <7203> をはじめ、スズキ <7269> や富士重工業 <7270> といった自動車株に加え、三菱重工業 <7011> やIHI <7013> といった企業もみられます。こうした銘柄ではこれまでの過去の実績からみて今期も最高益達成の可能性がより高い銘柄とみることもできそうです。(執筆者:金山敏之 マネックス証券シニア・マーケットアナリスト 編集担当:サーチナ・メディア事業部)
今回はこうした最高益更新が予想される企業のなかから業績の会社予想がいつも控え目で、そのため今期も最高益達成の確度が高いと考えられる銘柄を探ってみました。
economic,fxExchange
2014-06-26 17:30