日本経済の回復の流れを受け、「フォーブス ジャパン」が創刊

 「フォーブス ジャパン」の創刊パーティが2014年6月26日、ホテルオークラ東京で開催された。「フォーブス」は、1917年の創刊からほぼ1世紀にわたって、経済雑誌を発行。現在は、世界36言語で総発行部数が約700万部に達するという。2014年6月26日に日本語版である「フォーブス ジャパン」が創刊された。創刊パーティには、来賓として経済産業大臣の茂木敏充氏、キッコーマン取締役名誉会長、取締役会議長の茂木友三郎氏らが招かれ、フォーブスメディア会長兼フォーブス編集長のスティーブ・フォーブス氏、フォーブス ジャパン編集長の高野真氏らとともに、創刊を祝った。  フォーブス ジャパン編集長の高野真氏は、「フォーブスのグローバルなネットワークを通じて、日本のビジネス情報をグローバルに発信していきたい。日本には新しいビジネスのアイデアや企業家精神は十分にあるのだが、それをサポートし、資金を供給するための仕組みが未発達。フォーブスの発行を通じて、ベンチャー起業家と大企業の経営者という両者をつなぐ役割を果たしていきたい」と語っていた。  来賓のあいさつにたった茂木経済産業大臣は、「安倍政権発足からちょうど1年半を迎え、日本経済の回復の兆しが高まる中で『フォーブス』が創刊されたことは、タイミングが抜群に良い。これから、岩盤規制にアベノミクスのドリルを打ち込む成長戦略を推進し、本格的に経済発展をしていく日本の姿を世界に発信していってほしい」と語った。日本経済が復調へ向かう中で、世界的な経済雑誌が日本で創刊されたことを喜ぶ声が続いた。(写真は、左からフォーブスメディアLLCアジア地域担当CEOのウィリアム・アダモポロス氏、クオンタムリープ代表取締役ファウンダ&CEOの出井伸之氏、ファーブスメディア会長兼フォーブス編集長のスティーブ・フォーブス氏、ヴェルト代表取締役CEOの野々上仁氏、フォーブスジャパン編集長の高野真氏。サーチナ撮影)(取材・編集担当:徳永浩)
 「フォーブス ジャパン」の創刊パーティが2014年6月26日、ホテルオークラ東京で開催された。(写真は、左からフォーブスメディアLLCアジア地域担当CEOのウィリアム・アダモポロス氏、クオンタムリープ代表取締役ファウンダ&CEOの出井伸之氏、ファーブスメディア会長兼フォーブス編集長のスティーブ・フォーブス氏、ヴェルト代表取締役CEOの野々上仁氏、フォーブスジャパン編集長の高野真氏。サーチナ撮影)
japan,economic
2014-06-26 19:45