日経平均は17円安スタート、米株安や円高進行が重し
27日の日経平均株価は前日比17円74銭安の1万5290円75銭で寄り付いた。米国株の下落を背景に、日経平均も軟調スタート。ドル・円が101円台半ばまで下落したことも重しになった。ただ、週末ということもあって全体的には様子見ムードが強く、朝方の時点で日経平均の下値は限られている。
業種別では、国際石油開発帝石 <1605> 、昭和シェル石油 <5002> など石油関連株が弱含んでいる。野村ホールディングス <8604> など証券株や、T&Dホールディングス <8795> など保険株もさえない。個別では、14年7月期業績予想を下方修正した綜合臨床ホールディングス <2399> が軟調。前日急伸したアドバンスト・メディア <3773> 、大泉製作所 <6618> などは利益確定売りが先行した。
半面、皮膚がんの新薬が厚労省に承認されたと報じられた小野薬品工業 <4528> や、自社株買いを発表した三機工業 <1961> 、パナソニック <6752> との一般電源事業の譲受け契約を締結した日本マニュファクチャリングサービス <2162> は買い気配スタート。14年8月期第3四半期で営業益7割増の夢の街創造委員会 <2484> が上昇した。(編集担当:宮川子平)
27日の日経平均株価は前日比17円74銭安の1万5290円75銭で寄り付いた。
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2014-06-27 09:15