サイボウズは朝方に上昇、今12月期の増配計画を発表

 サイボウズ <4776> は午前9時11分に6円高の391円まで買われたが、その後に上げ幅を縮小。前引けでは1円高の386円を付けている。  同社は26日引け後、今14年12月期の業績予想を修正した。  通期の売上高は従来予想の54億円から58億円(前期比11.6%増)に上積みしたものの、営業損益はトントンから2億円の赤字(前期は2億8800万円の黒字)に、最終損益もトントンから2億円の赤字(同1億8800万円の黒字)に減額している。  クラウド関連事業の売上、パッケージ版の売上が予想を上回ったものの、クラウド関連事業の長期的な成長を目的とした積極的な設備投資や広告宣伝投資の実施もあり、利益面は従来予想から減額となっている。  一方、未定としていた期末一括の配当予想については、3円65銭(前期は実質2円6銭)の増配計画とした。  同社はこれまで配当性向50%を目安としていたが、クラウド関連事業への移行に向け一時的に利益水準が低下していることから、今期はクラウド関連事業の売上総額の10%を配当額としたという。(編集担当:片岡利文)
サイボウズは午前9時11分に6円高の391円まで買われたが、その後に上げ幅を縮小。前引けでは1円高の386円を付けている。
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2014-06-27 11:30