日経平均は大幅反落、手仕舞い売り優勢=長島和弘

■今日の動きから  6月27日の東京株式市場、日経平均株価は213円49銭安の1万5095円00銭と大幅反落となりました。日経225採用で値上り銘柄数は16、値下り銘柄数は204、変わらずは5。東証1部上場値上り377銘柄、値下り1335銘柄、変わらず103。全33業種中その他金融と電気・ガスを除く31業種が値下り。TOPIXも反落。マザーズは3日続落。東証REITは反発しました。  日経225採用銘柄では、日経寄与度の高いソフトバンク <9984>やファーストリテ <9983> 、ファナック <6954> をはじめ幅広い銘柄に売りが出ました。  円高推移を嫌気、政府の成長戦略の発表も終わり目先材料出尽くし感からいったん手仕舞う動きとなりました。  化工機 <6331> が、連日の年初来高値更新で東証1部市場の値上り率1位と特定の材料株に商いが集中しました。  全般は方向感に乏しい展開で、円相場に左右される展開になると予想されるが、新鮮な材料が出た銘柄は大きく上値を伸ばす可能性がありそうだ。(執筆者:長島和弘)
全般は方向感に乏しい展開で、円相場に左右される展開になると予想されるが、新鮮な材料が出た銘柄は大きく上値を伸ばす可能性がありそうだ。
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2014-06-27 15:45