「オールフリー シトラスクール」を夏季限定で発売=サントリー

 サントリー酒類(本社・東京都港区)は24日、「オールフリー シトラスクール」を夏季限定で全国発売した。(画像提供:サントリー酒類)  「オールフリー」ブランドはノンアルコールビールテースト飲料市場で売上量が業界トップ。「アルコール度数0.00%」、「カロリーゼロ」、「糖質ゼロ」の「3つのゼロ」を実現した機能面と、「うまみがありながら、すっきり」とした味わいが高く評価されている。  「シトラスクール」も「3つのゼロ」という同ブランドの特長を踏襲。さらに果実を皮ごと搾ったようなグレープフルーツの爽やかな風味と、喉通りがひんやりと感じる「クールフレーバー」で、夏にぴったりの味わいを実現したという。  サントリー酒類によると、4月に期間限定発売した「オールフリー シトラススパークル」に続き、24日発売の「オールフリー シトラスクール」でも、ノンアルコールビールテースト飲料の新たな価値を提案したという。  トレンドに関する調査、研究を行うトレンド総研(本社・東京都渋谷区)は、「オールフリー シトラスクール」について、「暑い夏だからこそ、冷涼感を求めて、炎天下で働く営業マンが移動の合間に飲んだり、週末に屋外でスポーツをする中高年の方が仲間同士で楽しんだりと、さまざまなシーンで受け入れられそう」との見方を示した。  サントリー(サントリーホールディングスは本社・大阪府大阪市)はこのほど、ノンアルコール飲料に関する消費者飲用実態調査の結果を「サントリー ノンアルコール飲料レポート2014」として発表した。  ノンアルコール飲料の飲用者の95.8%が「色々な商品が増えた」と回答。86.9%が「最近おいしくなった」と回答するなど、極めて多くの人がノンアルコール飲料の「進化」を評価していることが分かった。  ノンアルコール飲料の飲用経験者にノンアルコール飲料の魅力を聞いたところ、「飲んだ後も体が楽」(65.4%)、「運転の予定がある時でも飲める」(64.8%)のほか、「お酒を飲めない人を気遣える」(60.6%)、「お酒を飲めなくてもお酒を飲んでいる人と一緒に楽しめる」(59.8%)などの回答も多く、ノンアルコール飲料が、「どんな状況の人とも一緒に楽しむ」ために役立っていることが分かったという。  ノンアルコール飲料市場は、ビールテーストだけでなくカクテルテーストやチューハイテースト、梅酒テーストなどさまざまな種類が消費者に受け入れられており、2013年の販売量は前年比101%の4090万ケースに達した。サントリーは2014年にはノンアルコール飲料がさらに増加すると見込んでいる。(編集担当:中山基夫)
サントリー酒類(本社・東京都港区)は24日、「オールフリー シトラスクール」を夏季限定で全国発売した。(画像提供:サントリー酒類)
business,company
2014-06-27 16:00