サンセイランディックは割安感強い、1株利益が予想の36円から60円へ上方修正

  サンセイランディック <3277> (JQ)が2013年12月期の利益見通しを増額した。第4四半期に販売を予定していた大型案件が来期にずれ込んだため、売上高は92億3600万円にとどまる見込みだが、利益率が改善していることから営業利益は8億6800万円(予想6億6400万円)、経常利益は7億6100万円(同4億9700万円)、純利益4億1800万円(同2億5300万円)と、これまでの予想を大幅に上方修正し、1株利益は従来の36円67銭から60円71銭の見通しとなった。   これを好感し株価は急騰したものの、4月高値の888円から見ると割安感が強い。権利関係が複雑な不動産を買い取り、関係調整したうえで再販し収益化するという独自のビジネスモデルに強みをもつだけにユニークな魅力がある。   14年12月期は総増税の課税強化を背景に案件活発化の見通しで、不動産販売が引き続き拡大する方向にあり、利益の向上が期待される。つれて年3円配当に増配余力が生じよう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
サンセイランディック<3277>(JQ)が2013年12月期の利益見通しを増額した。第4四半期に販売を予定していた大型案件が来期にずれ込んだため・・・。
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2013-12-29 07:15