日経平均は64円高スタート、SIMロック解除報道で関連株が急騰
30日の日経平均株価は、64円45銭高の1万5159円45銭でスタートした。
前週末のNYダウは5ドル高と小動き。外国為替市場でドルが101円台前半まで売られ、やや円高基調に転じているものの、日経平均は前週27日に213円安となった反発もあり、64円高で寄り付いている。
個別では、「SIMロック」の解除方針が伝えられたことで、日本通信 <9424> やインターネットイニシアティブ(IIJ) <3774> が買い気配でスタート。貸金業法再改正に関する報道により、アイフル <8515> やJトラスト <8508> 、アコム <8572> 、ジャックス <8584> なども急騰している。
また、6月期予想が最終増益予想に転じたデジタルガレージ <4819> や、今3月期1Q純利益が過去最高となったニトリホールディングス <9843> が買い気配となり、今2月期1Qの営業利益が78%増となったダイユーエイト <2662> 、スイスの食品原料メーカーへの買収提案が報じられた味の素 <2802> などが急伸している。
一方、リコールに関連しマツダ <7261> から156億円の請求を受けた東海ゴム工業 <5191> 、今2月期第1四半期純利益が減益に終わったしまむら <8227> が急落。前5月期の通期予想を下方修正したハニーズ <2792> も弱い動きとなっている。(編集担当:片岡利文)
30日の日経平均株価は、64円45銭高の1万5159円45銭でスタートした。
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2014-06-30 08:15