初飛行に成功したホンダジェット、自動車のような支持集められるか=中国メディア

 本田技研工業の航空機事業子会社であるホンダ・エアクラフト・カンパニー(Honda Aircraft Company)は6月28日、ホンダジェット量産1号機が初飛行に成功したことを発表した。中国メディアの新浪汽車はこのほど、ホンダジェットについて紹介する記事を掲載した。  記事は、「ホンダという名前からは自然と自動車を連想してしまうが、ホンダはバイクや全地形対応車(バギー)、船舶用エンジンのほか小型飛行機も製造している」と紹介。さらに「約8年にわたるテストを経て、ホンダジェットは量産を開始する」と報じた。  さらに、量産型のターボファンエンジン「HF120」を搭載したホンダジェットのカラーリングは、量産1号機に施されたもののほかにシルバー、赤、黄、青から選択することができると紹介した。  また、「ホンダジェットはすでに飛行能力を備えているが、顧客に届けられるのは米国連邦航空局(FAA)の型式証明を取得した後」になるとし、ホンダの自動車は質の高さで消費者から幅広い支持を集めているが、「ホンダジェットが市場でどのようなポジションを獲得できるのかは今はまだ未知数」と論じた。  ホンダによれば、ホンダジェットはすでに北米と欧州で受注を開始しているほか、初飛行に成功した量産1号機を含めて10機が最終組み立て段階にあるという。ホンダ側は型式証明取得の時期について2015年1月-3月と見ている。(編集担当:村山健二)(写真は新浪汽車が24日付で報じた画面のキャプチャ)
本田技研工業の航空機事業子会社であるホンダ・エアクラフト・カンパニー(Honda Aircraft Company)は28日、ホンダジェット量産1号機が初飛行に成功したことを発表した。中国メディアの新浪はこのほど、ホンダジェットについて紹介する記事を掲載した。(写真は新浪汽車が24日付で報じた画面のキャプチャ)
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2014-06-30 09:45