ドイツ証が大林組の目標株価を引き上げ
大林組 <1802> に対して、ドイツ証券が27日付でリポートを発行している。
同リポートでは、目標株価を640円から700円に引き上げ。投資評価は「ホールド(中立)」を据え置いている。大林組は今3月期の国内建築事業の粗利益率が大手ゼネコンの中で最も低いとしながらも、工事損失引当金についても、最も少ないと指摘。「建設業界全体の採算性が改善すれば、工事採算改善ののり代は最も大きい」と言及した。
ただし、株価は決算発表後に20%以上上昇しており、「割安感は乏しくなっている」ともコメントしている。
大林組30日の株価は、朝方に7円高の726円まで上昇した後、前週末の水準付近まで戻してもみ合っている。
同証券では、他のゼネコン企業についても目標株価を修正。大成建設 <1801> の目標株価は440円から500円に、清水建設 <1803> は455円から600円に、鹿島 <1812> は370円から410円にそれぞれ引き上げた。(編集担当:片岡利文)
大林組に対して、ドイツ証券が27日付でリポートを発行している。
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2014-06-30 13:45