決算後にマーケットの評価が下がった銘柄は=金山敏之
3月決算企業の本決算発表が終わって1カ月余りが経過しました。そのため決算後のアナリストによる企業の評価見直しも一段と進んだと考えられます。こうしたなか先週末の投資のヒントでは、決算発表前に比べてアナリストの強気<強気とやや強気の合計>の評価が2人以上増加するなど「決算後にマーケットの評価が高まった銘柄」を取り上げましたが、今回は反対に決算発表前に比べて強気の評価が2人以上減った銘柄をピックアップしてみました。
そのなかで強気が3人減となったのは、前期の営業利益が3割減となり、この第1四半期も大幅な減益となる見通しを発表したディー・エヌ・エー <2432> をはじめ、ロート <4527> 、リンナイ <5947> 、ニコン <7731> 、第一生命 <8750> 、中部電力 <9502> で、ニコンは決算後に発表した中期経営計画への失望もあって強気の割合が一桁台まで落ち込んでいます。そしてこうした銘柄では株価の低迷が目立ち、強気が3人減となりながらも強気の割合で7割強の水準を維持している第一生命でも株価の戻りの鈍さがみられます。(執筆者:金山敏之 マネックス証券シニア・マーケットアナリスト 編集担当:サーチナ・メディア事業部)
先週末の投資のヒントでは、決算発表前に比べてアナリストの強気<強気とやや強気の合計>の評価が2人以上増加するなど「決算後にマーケットの評価が高まった銘柄」を取り上げましたが、今回は反対に決算発表前に比べて強気の評価が2人以上減った銘柄をピックアップしてみました。
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2014-06-30 17:30