日本マニュファクチャリングが高値更新間近、パナソニックから電源事業譲受で今期業績上振れ濃厚
日本マニュファクチャリングサービス <2162> (JQ)は、25日線に沿って下値を切り上げ、年初来高値515円(5月14日)に接近の展開となっている。高値を抜くと昨年5月の850円までフシがないだけに目が離せない。
去る、27日には出来高がそれまでに比べ約8倍に急増した。これは、26日に発表した、「パナソニックから電源関連部品の開発・製造・販売について事業を譲り受けた」ことが買い材料となった。
同社は電子・電気機器の製造受託を行うEMS事業を主力としている。
2013年10月には日立メディアエレクトロニクスから一部、事業譲受しており、今回のパナソニック分が加わることで、高圧トランス等、部品レベルでの供給から、電源等のユニットからモジュールまでを扱うことのできる電源及び電源関連メーカーの機能も有することになる。当然、利益率アップに期待できる。
2015年3月期は営業利益4億9000万円(2014年3月期は赤字6億4300万円)と黒字転換、1株利益31.3円、配当年3円の見通し。
ただ、今回のパナソニックの電源事業譲受に関しての業績影響については記載されていないため、今期業績は上振れる可能性は極めて濃厚といえる。
高値更新間近の水準は好仕込み場といえるだろう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
日本マニュファクチャリングサービス<2162>(JQ・売買単位100株)は、25日線に沿って下値を切り上げ、年初来高値515円(5月14日)に接近の展開となっている。
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2014-07-01 09:15