【今日のドル円】200日線を前に上値の重い展開か、米6月ISM指数に注目

 先月30日のドル/円は200日線より下で始まると、約1ヶ月ぶり安値101.239円を付けた。その後の戻りも弱く、結局200日線を回復できずに取引を終えている。  200日線より下で始まり同線を回復できずに終えたのは、2012年11月以来であるが、この時は同年9月に77.120円まで下落後の上昇局面であったのに対し、今回は今年1月高値105.440円からの下落局面である点が大きく異なる。  同線をしっかり割った事で下目線の市場参加者が増えつつある中、もし昨日安値(101.239円)を割るようならば、101円ちょうどの節目や、今年に入ってからの安値ゾーンである100.70-80円レベルを順に試す事となるだろう。材料面では、米6月ISM製造業景況指数(23:00)に注目したい。(執筆:外為どっとコム総合研究所 編集担当:サーチナ・メディア事業部)
先月30日のドル/円は200日線より下で始まると、約1ヶ月ぶり安値101.239円を付けた。その後の戻りも弱く、結局200日線を回復できずに取引を終えている。
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2014-07-01 10:45