トプコンは利益成長加速期入りで株価は更なる高評価獲得へ

  トプコン <7732> は、ここ数年取り組んだ構造改革と、戦略的新製品投入効果の業績寄与が始まるとして、アナリスト筋の評価は高く、株価は年初来高値圏での強い動きを見せている。   前2014年3月期は営業利益117億円と、前々期比2.2倍の大幅増益を達成、今2015年3月期も営業利益160億円と前期比36%増が見込まれるなど、利益成長が加速の局面を迎えている。しかも、中期経営計画では、そうした高成長が来期以降も持続の方向が公表され、株価もなお高値を追うポテンシャルは十分と思われる。   「構造改革から成長戦略にシフト」して以降、業績は着実に成長軌道に乗りつつある。中期経営計画2016では、「ROE 20%を目標」にしている。その実現のために、新規事業の開拓と基盤事業の強化、破壊的戦略商品の上市、及びグローバル人材の積極的活用を基本方針に据えている。   ポジショニング・カンパニーの基本方針は、GNSS(GPS)を基盤として自動化施工(ICT)とIT農業を加速する。IT農業事業(市場規模2000億円)"では自動肥料散布や収益予測への進化及びOEM事業の強化を推進する。スマートインフラ・カンパニーでは、測量事業を基盤として新規事業の強化を図る。ICT防災(市場規模300億円)"では、インフラ劣化高速診断システムを投入する。アイケア・カンパニー"の基本方針は、検査・診断分野を基盤として予防~治療分野を強化する。新規事業として、スクリーニングや治療・予後管理等のOCT新規事業分野の開拓を通じて売上伸長を目指す。   そうした各部門の成長を背景に、中期経営計画では最終年度の2017年3月期に営業利益270億円(2014年3月期実績117億円)を目指す。上値への余力は十分と言えそう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
トプコン<7732>(東1)は、ここ数年取り組んだ構造改革と、戦略的新製品投入効果の業績寄与が始まるとして、アナリスト筋の評価は高く、株価は年初来高値圏での強い動きを見せている。
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2014-07-01 12:45