新東工業はシェールガス関連、チャート好転
鋳造機械最大手の新東工業 <6339> は、727円と続伸、5日移動平均線が25日移動平均線を上抜けミニゴールデンクロスを示現。シェールガス関連の低PBR銘柄として出遅れ感があり、リバウンドが見込まれることから、好狙い場となりそうだ。
同社は、同社および子会社45社、関連会社5社で構成され、シェールガス掘削用途のサンドコーティング設備を含めた鋳造、表面処理装置、投射材・研磨材、環境、搬送およびメカトロ関連等特機の設備装置の製造・販売を主な内容として、グローバルに事業活動を展開している。足元の業績は、今2015年3月期売上高910億円(前期比2.1%増)、営業利益39億円(同1.6%増)、経常利益48億円(同10.0%減)、純利益25億円(同11.5%減)を見込むが、年間配当は14円(同1円増)を予定している。
株価は、1月7日につけた年初来の高値848円から5月21日に年初来の安値680円と調整。6月13日安値695円、同27日安値697円と売り直されて700円割れを下値として固め出直りつつある。三菱ケミカルホールディングス傘下の三菱レイヨンがシェールガス関連の需要増に対応して炭素繊維の生産能力を倍増する見通しで、新東工業もシェールガス関連銘柄として注目される可能性が高い。実質無借金経営のキャッシュリッチでPBR0.50倍と割り負け。配当利回り1.9%と利回り妙味もソコソコあり、下値不安は少ない。目先26週移動平均線を突破し、リバウンド局面入りとなるか注目されよう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
鋳造機械最大手の新東工業<6339>(東1)は、727円と続伸、5日移動平均線が25日移動平均線を上抜けミニゴールデンクロスを示現。
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2014-07-02 09:15