テラが急反発、国内でNK細胞の培養に関する特許が成立
テラ <2191> は急反発し、午前9時17分に289円高(16.15%高)の2079円まで上昇した。2000円台回復は3月7日以来。九州大学と共同で開発を進めているがん細胞殺傷能力の高いナチュラルキラー細胞「ZNK細胞」の2つの技術に関する特許が国内で成立したと発表した。
細胞障害活性を最大限に高めたNK細胞を高純度で培養する技術で、1つヒトの末梢血由来単核細胞から数百倍に、もう1つはヒトの臍帯血(さいたいけつ)細胞から約1万倍にNK細胞を増幅することができる。
これまで研究開発を行ってきた樹状細胞ワクチン「バクセル」と作用機序が異なるため相互補完性が期待されるとし、これらを組み合わせることで、より効果的ながんの複合治療となる可能性があるという。(編集担当:宮川子平)
テラは急反発し、午前9時17分に289円高(16.15%高)の2079円まで上昇した。
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2014-07-02 09:00