ＳＤエンターは年初来高値、カジノ事業参入に向けた検討準備開始

　ＳＤエンターテイメント（旧社名はゲオディノス） <4650> は大幅に反発し、６月２３日の年初来高値１５９３円を上回った。午前９時２０分には２６５円高（１８．８２％高）の１６７３円を付けている。 　１日引け後、日本版カジノ法案（ＩＲ推進法案）の成立にあわせて日本のカジノ施設へ事業参入できるように検討準備を開始すると発表した。具体的な内容に関しては今後検討していく。 　カジノ法案は今国会での成立が見送られたが継続審議となった。秋の臨時国会に法案の提出が期待されており、同社は成立した場合に備える。 　ＳＤエンターは北海道地盤で、映画館、ボウリング、ゲームセンター、フィットネス施設などを運営している。親会社がゲオホールディングス <2681> から健康コーポレーション <2928> に代わり、１日付で社名を変更した。（編集担当：宮川子平）