ラサ商事は子会社吸収し成長戦略を推進、新たな飛躍を評価する
ラサ商事 <3023> の出遅れ訂正高の動きがようやく本格的なものになりそう。今2014年3月期の9月中間決算は売上げが117億5000万円(前年同期147億6000万円)、営業利益1億5500万円(同3億8500万円)の減収益決算となった。通期については売上げ270億円(前期比6.5%減)、営業利益12億3000万円(同3.4%減)の見通しを据え置いている。
通期でも減収、減益見通しにあるため、株価は長いもみ合いに終始してきたが、後半の営業利益は10億7500万円(前年同期比21.1%増)と、前半の営業利益1億5500万円から急回復する予想にある。従って、株価は今年のもみ合い相場にピリオドを打ち、新春相場では今期後半の急回復、それを引き継ぐ来期の増益転換を期待する株価構成にチェンジしていくものと思われる。
今期は中国の景気低迷による第1四半期の業績ダウンが響いたが、その中国も持ち直しの気配を強めつつある。そうした流れを踏まえ、各分野で成長戦略を推進することにより、最終年度の2016年3月期に営業利益18億円(前3月期132億7300万円)を目指す中期経営計画を、今期からスタートした。
2012年1月に、合成樹脂・油脂・化学品の専門商社であるイズミ株式会社を子会社化し、事業領域の拡大を果たし、新たに化成品関連事業、不動産賃貸関連事業を加え、グループ経営体制を構築することにより、新たな高収益構造を築く局面を迎えている。会社側でも3ヵ年中期経営計画を「New Challenge Rasa 2015~飛躍に向けた第一歩」というスローガンを掲げ、らたな飛躍を目指している。株価もそうした飛躍への道を着実に織り込んでいく方向が予想される。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
ラサ商事の出遅れ訂正高の動きがようやく本格的なものになりそう。今2014年3月期の9月中間決算は売上げが117億5000万円(前年同期147億6000万円)、営業利益1億5500万円(同3億8500万円)の減収益決算となった。
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2013-12-30 10:00