サマーバレンタイン・七夕期間限定「七色大福」を発売＝イオン

　イオンリテール（本社・千葉市美浜区）は２日、プレミアムスィーツ、モチクリーム「七色大福」を発売した。「サマーバレンタイン」などと呼ばれるようになった七夕期間の限定商品だ。（写真はイオンリテール食品商品企画本部デイリー商品部の今井顕輝マネージャー、イオンＰＲ事務局提供） 　「七色大福」は２日に、北海道から九州までの総合スーパー「イオン」などグループ約１４００店舗で本格展開を開始。販売期間は７日まで。ただし北海道では８月に発売の予定という。 　小売業界では近年、「サマーバレンタイン」として、七夕のシーズンに新たなスイーツを展開する動きが広まっている。イオンも２年前から夏のスィーツに特に注力。昨年（２０１３年）販売した七夕限定の７種類のカップデザートも売れ行き好調だったため、今年も期間限定商品としてチルド大福の開発に取り組んだ。 　イオンがチルド大福に取り組みはじめたのは４、５年前で、イオンリテール食品商品企画本部デイリー商品部の今井顕輝マネージャーは「低い糖度でやさしい甘さのあんこを使用でき、生クリームもスポンジもチルドでしか使えない素材を思う存分使用できるとても優れた商品」と説明。 　期間限定の「七色大福」では、通常販売の生クリーム、抹茶クリームに、苺（いちご）ショートケーキ、ブルーベリーヨーグルト、スイートポテト、トロピカルフルーツ、ラズベリーミルフィーユを加えた。フレーバーを増やしたことで、七夕パーティーなどで楽しんでもらいたいという。 　今井マネージャーは「七色大福」について、「チルド大福の美味しさを改めて知っていただきたい」と述べ、昨年のカップデザートに続く自信作であることを強調した。 　イオンは、笹の葉で和菓子を包み７色の和菓子で七夕を彩る「和の涼味菓子　七笹」や、涼味和スィーツの「和の涼味菓子　七色水ようかん」など、「七色大福」以外でも「夏を感じる涼しげな和風スイーツ」の展開を拡大している。（編集担当：中山基夫）