モバイルクリエイトは買い妙味膨らむ

  タクシーやバス向けに車両管理システムを提供する移動体通信事業者のモバイルクリエイト <3669> は、7月2日(水)50円安(-1.39%)の3560円と続落している。決算発表を前に下押す場面は買い妙味が膨らむことから、注目したい。   同社は、携帯通信のインフラを活用した移動体通信網及びGPSを活用した移動体管理システムを提供する移動体通信事業者で、タクシー自動配車システムや車両動態管理システムを主力製品としてソフトウェアからハードウェアまでを一貫して開発、販売することにより事業基盤を拡充。IP無線機のボイスパケットトランシーや電子決済システムの製品化、モバロケ+ナビ連携、バスロケーションシステムを提供している。   足元の業績は、前2014年5月期売上高42億0700万円(前の期比48.8%増)、営業利益7億3500万円(同35.8%増)、経常利益7億0500万円(同37.1%増)、純利益4億2300万円(同34.7%増)と連続最高益更新を見込んでいる。年間配当20円を予定している。   株価は、1月31日に年初来の高値4870円買われた後、4月15日安値2880円まで約2000円幅調整。5月21日安値2948円と売り直されて下値確認から6月16日高値4100円と上昇。その後、もみ合いとなっている。今15年5月期も最高益を更新すると観測されており、今月14日に予定される14年5月期決算の発表に対する期待感がある。同社は、株主の投資単位あたりの金額を引き上げることで流動性を高め投資家層の拡大を図ることを目的として、7月31日を基準日として、8月1日を効力発生日として1株を4株に分割することから、これを機に動意付く可能性は高い。ここからの押し目は買い妙味が膨らもう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
タクシーやバス向けに車両管理システムを提供する移動体通信事業者のモバイルクリエイト<3669>は、7月2日(水)50円安(-1.39%)の3560円と続落している。決算発表を前に下押す場面は買い妙味が膨らむことから、注目したい。
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2014-07-03 09:15