日経平均は65円高スタート、米株高や円の下落を好感

 3日の日経平均株価は前日比65円37銭高の1万5435円34銭で寄り付いた。NYダウの上昇に加え、ドル・円が101円台後半まで持ち直したことが好感された。ただ、短期的な過熱感も意識されて上値は限定的。米国で6月雇用統計の発表を控えて様子見ムードも強い。  個別では、3―5月期で営業益4割増と報じられたヨンドシーホールディングス(4℃HD) <8008> が買われた。販売用不動産の売却を発表したアルデプロ <8925> が買い気配スタート。セシウム除去の新技術を開発して前日に急騰した神鋼環境ソリューション <6299> も引き続き買いを集めた。  半面、15年2月期第1四半期で減益だったわらべや日洋 <2918> は下落した。15年5月期で2ケタ減益を見込んだ宝印刷 <7921> もさえない。前日にストップ安配分されたブロッコリー <2706> はきょうも軟調。(編集担当:宮川子平)
3日の日経平均株価は前日比65円37銭高の1万5435円34銭で寄り付いた。
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2014-07-03 09:15