宝印刷は値下がり率上位、今期の2ケタ減益予想を売り材料視
宝印刷 <7921> は4営業日ぶりに急反落し、午前9時34分には47円安(5.41%安)の822円を付けた。東証1部では値下がり率上位。足元で上昇ピッチが早く、2日引け後に発表した15年5月期業績予想で減益を見込んだことから利益確定売りが出やすかった。
売上高は128億3000万円(前期比1.5%増)、営業利益は11億円(同14.5%減)、純利益は6億7000万円(同22.9%減)を計画。配当は中間期・期末とも10円の年間20円(前期は24円)とした。IPO社数の増加など上場会社数の回復を見込んだが、次世代EDINET対応システムの開発や維持運用、ソフトウェア償却費などシステム関連コストの増加を予想した。(編集担当:宮川子平)
宝印刷は4営業日ぶりに急反落し、午前9時34分には47円安(5.41%安)の822円を付けた。
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2014-07-03 10:45