NECが年初来高値に並ぶ、人工衛星の生産体制を強化
NEC <6701> が午前9時43分に、6円高の359円まで上昇。前日2日に更新した年初来高値に顔合わせした。
同社は2日に、人工衛星の新工場である「衛星インテグレーションセンター」(東京都府中市)を報道陣に公開。最大8機の人工衛星を並行して組み立て可能となることが好感され、株価も反応している。
同工場は約96億円をかけて建設されており、経済産業省の「先端技術実証・評価設備整備費等補助金」の採択事業となっていることから、実質的な投資は約76億円だという。
NECでは人工衛星の自社一貫生産体制が整うことで、環境監視・災害監視・測位などの衛星インフラ整備に積極的に取り組む方針。今後はアジア各国などもターゲットにすることで、21年3月期に宇宙関連事業の売上1000億円を目指すと表明している。(編集担当:片岡利文)
NECが午前9時43分に、6円高の359円まで上昇。前日2日に更新した年初来高値に顔合わせした。
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2014-07-03 11:15