ＨＩＯＫＩが今１２月期の業績予想を上積み

　ＨＩＯＫＩ <6866> が３日引け後、今１２月期の６月中間期と通期の業績予想を修正した。 　中間期予想の売上高は、従来計画の７７億円から８２億３０００万円（前年同期比１５．２％増）に増額。営業利益は６億８０００万円から１０億４０００万円（同２．６倍）に上積みしている。 　主要顧客の電気機械および自動車メーカーで生産が増加し、電気測定器の設備需要が回復した。また、海外においても、経済環境の安定や円安の定着が寄与したという。 　通期予想については、売上高を１５４億円から１６３億円（前期比１３．７％増）に、営業利益は１３億６０００万円から１９億８０００万円（同２．６倍）に上方修正している。 　また、期末の配当予想を１０円から２０円に増額。年間では３０円（従来予想、前期実績ともに２０円）に修正した。 　ＨＩＯＫＩの３日の終値は、９円高の１６１２円。（編集担当：片岡利文）