日経平均寄り付きは142円高、好決算の7&iHDが買い気配

 4日の日経平均株価は、142円08銭高の1万5490円37銭で寄り付いた。  前日のNYダウは、米雇用統計が市場予想を大幅に上回ったことを好感し92ドル高と3日続伸。初の1万7000ドル台に乗せた。また、外国為替市場でドル・円が102円台となったことも好感され、日経平均は寄り付きから買いが先行。1万5500円に迫る上昇を見せている。  個別では、今2月期1Q業績が好調となり営業益が過去最高を更新したセブン&アイ・ホールディングス <3382> が買い気配でスタート。  今12月期の業績予想を上積みしたHIOKI <6866> や、中間期は計画上ブレとなり大幅増益を確保したエスプール <2471> 、今12月期業績予想を上方修正したザインエレクトロニクス <6769> なども買い気配となっている。   欧州での家電事業から撤退と報道されたシャープ <6753> や、1.5兆円の社債登録枠を設定したソフトバンク <9984> も買いが先行している。  一方、先行投資負担で3―5月期の営業益が11%減となったファミリーマート <8028> や、3―5月期の純利益が微増に終わったイズミ <8273> が寄り付きから急落している。(編集担当:片岡利文)
4日の日経平均株価は、142円08銭高の1万5490円37銭で寄り付いた。
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2014-07-04 09:00