7&iHD大幅高、コンビニが好調、PBやセルフコーヒーがけん引

 セブン&アイ・ホールディングス <3382> が急騰。買い気配でスタートし、午前9時23分に124円高(2.8%高)の4482円を付けている。  同社は3日引け後、今2月期の第1四半期業績を発表。営業利益の過去最高更新などが材料視された。  1Qの営業収益は1兆4721億1400万円(前年同期比7.9%増)、営業利益は774億7800万円(同5.1%増)で着地。6月に観測報道された業績見通しとの比較では営業収益が80億円近く下回ったものの、営業利益は5億円弱上回った。  主力のコンビニエンスストア事業において、オリジナル商品の強化、セルフ方式のコーヒーの認知度向上などが寄与。また、3月に愛媛県に出店するなど店舗網を拡大し、営業収益が7.3%増、営業利益が11.4%増となった。また、スーパーストア事業や百貨店事業も増収・営業増益となっている。  通期予想は従来計画を据え置いており、営業収益が前期比8.3%増の3兆400億円、営業利益は3.3%増の1700億円の見通しとしている。(編集担当:片岡利文)
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2014-07-04 09:15