スポット金一週間ぶりの安値に下落、強い米雇用統計を受け
7月3日のスポット金は下落、強い米雇用統計を受け。6月の米雇用統計が予想を上回る改善を示したことで、市場では利上げが予想より早まる可能性があるとの見方が強まった。安全資産とされる金は売られて、一時1週間ぶりの安値となる1トロイオンス=1308.8ドルを付けた。
米労働省が3日のNY市場序盤に発表した6月の雇用統計は、雇用が大幅に伸びると同時に失業率は6年ぶりの低水準まで低下し、下半期に向けて米経済が堅調に成長しているという強い証左となった。非農業部門の就業者数は前月比28.8万人増、失業率は6.1%だった。
WTI原油先物は6日続落した。イラクやリビアでの地域情勢による供給不安が和らいだことや、ハリケーン「アーサー」の影響で独立記念日の連休中のガソリン需要が減少するとの見方も、売り材料となった。リビア暫定政府は反政府勢力との間で、同勢力が制圧していた石油ターミナル2カ所を政府側に引き渡すことで合意。これにより、同国からの原油輸出は日量50万バレル増える可能性が出てきた。WTI原油8月限は一時3週ぶりの安値103.66ドルまで下げた。(情報提供:東岳証券株式会社)
7月3日のスポット金は下落、強い米雇用統計を受け。6月の米雇用統計が予想を上回る改善を示したことで、市場では利上げが予想より早まる可能性があるとの見方が強まった。安全資産とされる金は売られて、一時1週間ぶりの安値となる1トロイオンス=1308.8ドルを付けた。
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2014-07-04 10:45