ザインが急反発、業績予想を上方修正、中間期で営業黒字予想

　ザインエレクトロニクス <6769> が３営業日ぶりに急反発し、寄り付き直後には２８６円高（１８．８９％高）の１８００円を付けた。３日引け後に１４年１２月期の通期および６月中間期業績予想の上方修正を発表し、好感された。中間期では営業黒字に転じる見通し。 　中間期の売上高を１６億４８００万円から１６億８２００万円（前年同期比１．７％減）に修正。営業損益は２億６７００万円の赤字から６４００万円の黒字（前年同期は１億７１００万円の赤字）に転じた。 　複合機やアミューズメント市場向けを中心に独自の高速インターフェース製品の出荷が計画を上回った。テレビ市場では４Ｋテレビ向けなど利益率の高い製品にフォーカスを絞り、出荷が堅調に推移した。 　通期業績予想は、売上高予想の４５８億８０００万円（前期比１３．７％増）を据え置いたが、営業利益を３億２００万円から５億２１００万円（同３．４倍）に引き上げた。（編集担当：宮川子平）