日経平均は反発、材料株物色へ傾斜も=長島和弘
■今日の動きから
7月4日の東京株式市場、日経平均株価は88円84銭高の1万5437円13銭と反発しました。6月の米雇用統計が市場予想を大きく上回ったことを好感し、米国株3連騰で最高値更新となったことを受け、堅調展開となりました。日経225採用で値上り銘柄数は171、値下り銘柄数は40、変わらずは14。東証1部上場値上り1135銘柄、値下り507銘柄、変わらず172。全33業種中27業種が値上り。TOPIXも反発。マザーズは続落。東証REITは反落しました。
日経225採用銘柄では、日経寄与度の高いソフトバンク <9984> やファーストリテ <9983> 、ファナック <6954> は小幅ながら上昇。主力の日立 <6501> やトヨタ <7203> も上昇したが、東芝 <6502> は反落となりました。
東証1部市場では、ソフトブレーン <4779> や化工機 <6331> がストップ高と上値を伸ばし、材料株を物色する流れが続きました。
週明け月曜日は、今晩のニューヨーク市場が休場とあって、方向感に乏しくなりそうな気配で、材料株物色に傾斜する可能性がありそうだ。(執筆者:長島和弘)
週明け月曜日は、今晩のニューヨーク市場が休場とあって、方向感に乏しくなりそうな気配で、材料株物色に傾斜する可能性がありそうだ。
economic
2014-07-04 15:45