伊藤忠がファミリーM株を買い増し、保有比率は最大37%に

 伊藤忠商事 <8001> が4日引け後、ファミリーマート <8028> の株式買い増しついて発表した。  ファミリーMとのさらなる関係強化を主目的に、ファミリーM株式を最大で507万300株(総株主の議決権数の5.35%)取得。買付けは市場内取引により行われる。買い付け予定株式数のすべてを取得した場合、伊藤忠の保有比率は37%になるという。  買付予定期間は7月7日から15年3月31日までとなる。  株式買い増し以外の関係強化の具体的な内容として、国内コンビニ事業における伊藤忠グループとの商流・物流取引の抜本的な見直しのほか、海外コンビニ事業における物流インフラ事業への出資強化、ネットや金融サービスへの取り組みなどを挙げている。  伊藤忠の4日の終値は8円高の1341円、ファミリーMは前日比変わらずの4350円となっている。(編集担当:片岡利文)
伊藤忠商事が4日引け後、ファミリーマートの株式買い増しついて発表した。
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2014-07-04 16:30