中国市場の日系自動車メーカー、「新車投入」が明暗分けた上半期販売台数=中国メディア

中国メディアの盖世汽車網は4日、中国市場での2014年上半期における日系車の販売台数について報じ、「新車投入の有無が販売台数の増減を左右した」と伝えた。
記事は、14年に多くの日系自動車メーカーが相次いで新車を中国市場に投入したことを紹介、「商品ラインナップを拡充し、競争力を高めた」と伝えた。
日産の6月の中国市場における販売台数は前年同月比11.5%増の11万2600台に達し、さらに14年上半期の販売台数が前年同期比14.6%増の62万400台に達した。記事は日産の発表を引用し、「X-TRAILの販売好調が成長の原動力となった」とし、14年3月に投入されたX-TRAILが5月、6月の販売台数が1万台以上に達したと紹介した。
トヨタの6月の販売台数は前年同月比7.6%減の7万1000台にとどまった。記事は5月の販売台数は2.7%増だったことを挙げ、「6月の販売は伸びなかった」と伝えた。また、14年上半期の販売台数は前年同期比11.7%増の46万5900台だった。記事は「トヨタが6月19日に新カローラを投入したことで、旧モデルのカローラの売り上げが急減した」とし、5月は買い控えによってカローラの販売台数が266台にとどまったと伝えた。
ホンダの6月の販売台数は前年同月比15.8%増の7万739台に達し、上半期の販売台数は前年同期比11.7%増の35万3416台に達したと紹介した。
また、マツダの6月の販売台数は1万5238台となり、前年同月比37.2%という大幅な伸びを示した。記事は「アクセラとアテンザが販売を牽引した」と紹介、14年上半期においても前年同期比19.8%増の9万8852台に達したと伝えた。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)
中国メディアの盖世汽車網は4日、中国市場での2014年上半期における日系車の販売台数について報じ、「新車投入の有無が販売台数の増減を左右した」と伝えた。(イメージ写真提供:123RF)
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2014-07-05 11:15