UKCホールディングスは7月23日~25日開催の「テクノフロンティア2014」に出展

  ユーエスシーと共信テクノソニックが統合した半導体商社のUKCホールディングス <3156> は、デジタル家電、白物家電、電気自動車、電車、クリーンエネルギー、スマートグリッドなどの幅広い分野で使用されているパワー半導体関連として見直される可能性があるほか、下値不安が少なく、バリュエーション的に割安感がある銘柄として、中長期的な視点で注目したい。   同社は、各種半導体・電子部品販売事業、システム機器販売事業、品質検査事業等を行っている。5月9日付でGPU(グラフィックス・プロセッシング・ユニット)のIPベンダーである株式会社ディジタルメディアプロフェッショナルと業務資本提携契約を締結。同社の強みであるグラフィックス技術と同社の強みである映像関連の事業基盤を組み合わせることにより、事業領域の拡張、成長領域である自動車や医療等向けの事業拡大を図り、今2015年3月期は売上高3000億円(前期比5.4%減)、営業利益72億円(同4.0%増)、経常利益69億円(同4.7%減)、純利益44億万円(同横ばい)を見込む。年間配当は40円を予定している。   株価は、4月2日の高値1828円から5月21日安値1465円まで調整。6月27日安値1543円と売り直された後、7月2日高値1663円と上昇している。同社は、トランスフォーム社の開発した窒素ガリウム製の次世代半導体を取り扱っているが、7月23日~25日に開催される「テクノフロンティア2014」にデバイス技術を持つ製品群が出展されることから、UKCに対する関心が高まると期待される。今期予想PER5倍台・PBR0.52倍と割安感があるほか、配当利回り2.4%と利回り妙味もソコソコあり、押し目場面は注目されよう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
ユーエスシーと共信テクノソニックが統合した半導体商社のUKCホールディングス<3156>(東1)は、デジタル家電、白物家電、電気自動車、電車・・・。
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2014-07-05 14:30