ファミリーMが急騰、伊藤忠が株式を買い増し関係強化

 ファミリーマート <8028> が急騰。午前9時6分に240円高(5.5%高)の4590円まで買われた。  親会社の伊藤忠商事 <8001> が4日引け後、ファミリーM株の買い増しを発表したことが手がかりとなった。  伊藤忠はファミリーM株式を最大で507万300株(総株主の議決権数の5.35%)を取得、関係強化を図る。買付けは市場内取引により行われる。買い付け予定株式数のすべてを取得した場合、伊藤忠の保有比率は37%になるという。買付予定期間は7月7日から15年3月31日までとなる。  関係強化の具体的な内容として、国内コンビニ事業における伊藤忠グループとの商流・物流取引の抜本的な見直しのほか、海外コンビニ事業における物流インフラ事業への出資強化、ネットや金融サービスへの取り組みなどを挙げている。とくに、海外出店戦略の再構成などで提携を強化していくと見られる。  伊藤忠商事の株価は午前9時6分に18円安の1323円まで売られている。(編集担当:片岡利文)
ファミリーマートが急騰。午前9時6分に240円高(5.5%高)の4590円まで買われた。
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2014-07-07 09:30