米自動車市場、新車購入後90日で「故障が少ない車」を米企業が調査=香港メディア

 米市場調査J.D.Powerはこのほど、2014年の米国市場における新車の品質調査報告を発表した。新車100台あたりの故障数がもっとも少なかったのはポルシェで、日本ブランドとしてはレクサスが3位にランクインした。香港メディアの鳳凰網は「14年は新しい機能や装備を搭載する新車が増えたことで、品質の問題発生数も同時に増加した」と論じた。  J.D.Powerが行った同調査は、新車購入後90日以内のオーナーを対象に行ったもので、100台ごとの故障数をもとに評価を行った。  同調査では故障数が少なければ少ないほうが品質が高いとされる。調査によれば、100台あたりの平均故障数は116カ所で、昨年の調査より3%増となった。音声識別やBluetoothといった電子システムで故障が発生するケースが多かったという。  調査の結果、故障数がもっとも少なかった自動車メーカー・ブランドの1位はポルシェで100台あたり74カ所、2位はジャガーで87カ所、3位はレクサスで92カ所だった。  4位は韓国の現代自動車で94カ所、5位はトヨタで105カ所だった。さらに韓国の起亜自動車は106カ所でシボレーと同数の6位、ホンダは108カ所でBMWと同数の8位だった。韓国からはトップ10に2社がランクインし、故障率の低さに基づく品質の高さを示す形となった。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)
米市場調査J.D.Powerはこのほど、2014年の米国市場における新車の品質調査報告を発表した。新車100台あたりの故障数がもっとも少なかったのはポルシェで、日本ブランドとしてはレクサスが3位にランクインした。(イメージ写真提供:123RF)
japan,korea,economic,industry
2014-07-07 10:15