アスクルは急反発、15年5月期は営業益5割増を計画
アスクル <2678> は3営業日ぶりに急反発し、午前11時18分に278円高(9.73%高)の3135円を付けた。4日引け後に発表した15年5月期業績予想で増収増益を計画したことが好感された。
売上高は2770億円(前期比9.3%増)、営業利益は65億円(同52.0%増)、純利益は34億円(同57.0%増)を予想。ネットショッピングサイト「LOHACO」の売上高は前期比8割増の220億円を計画し、BtoB事業でも増収を確保する見通し。物流センターの生産性向上なども見込んでいる。
4日はケータリングの総合宅配サービスを展開するスターフェスティバル(東京都港区)との業務・資本提携も発表した。業務提携では、スターフェスティバルの中食サービス「ごちクル」をアスクルのサービスとして採用するほか、共同配送などでコストダウンやサービス進化を図る。
資本提携は、アスクルがスターフェスティバルの第三者割当増資を引き受け、15億8100万円でスターフェスティバルの普通株式1万7000株(所有割合は14.2%)を取得。さらに9000個の新株予約権付社債を12億6000万円で引き受ける予定で、すべて権利行使したあとの所有割合は20%超になる。払込期日は7月28日。(編集担当:宮川子平)
アスクルは3営業日ぶりに急反発し、午前11時18分に278円高(9.73%高)の3135円を付けた。
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2014-07-07 11:15