岡野バルブが大幅高、5月中間期は営業黒字に転じる
岡野バルブ製造 <6492> が前場に33円高の375円まで急伸。後場も高値圏で推移し、終値は32円高の374円となった。
同社は4日の引け後に今11月の5月中間期決算を発表、売上高は前年同期比16.1%増の33億8500万円、営業損益は3600万円の黒字(前年同期は2億7400万円の赤字)となった。
原発関連需要の低下で1Qは営業赤字に終わったが、2Qに入り売上高の増加や採算性の高い原子力関連の工事が計上されたことで、中間期では営業黒字への転換を果たしている。
また、川内原発に対する「審査書案」が9日に原子力規制委員会から示され、秋にも再稼働の見通しと一部に報じられたことや、原発再稼働の新基準への対応をめぐり、各電力会社に計2.2兆円の費用がかかるとの報道も、同社に好材料なった。
7日は同社以外にも、原発関連で日本製鋼所 <5631> や日本ルツボ <5355> などが原発関連株として動意付いた。(編集担当:片岡利文)
岡野バルブ製造が前場に33円高の375円まで急伸。後場も高値圏で推移し、終値は32円高の374円となった。
japan,company
2014-07-07 14:30