日経平均は反落、出遅れ株物色へ=長島和弘

■今日の動きから  7月7日の東京株式市場、日経平均株価は57円69銭安の1万5379円44銭と反落しました。日経225採用で値上り銘柄数は53、値下り銘柄数は151、変わらずは21。東証1部上場値上り624銘柄、値下り1025銘柄、変わらず166。全33業種中29業種が値下り。TOPIXも反落。マザーズは3日続落。東証REITは反発しました。  前週末の米国株式休場で、方向感に乏しい展開となりました。日経225採用銘柄では、日経寄与度の高いソフトバンク <9984> とファナック <6954> が下落。主力の日立 <6501> やトヨタ <7203> も下落となりました。  東証1部市場では、ソフトブレーン <4779> やチノー <6850> がストップ高と上値を伸ばし、材料株を物色する流れが続きました。  ただ、売買代金上位の主な銘柄前場に高値形成となった銘柄が多く見られたことから、明日は米国市場の動向に左右される展開になると予想され、出遅れ銘柄を物色する動きは見られるだろう。(執筆者:長島和弘)
売買代金上位の主な銘柄前場に高値形成となった銘柄が多く見られたことから、明日は米国市場の動向に左右される展開になると予想され、出遅れ銘柄を物色する動きは見られるだろう。
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2014-07-07 15:45