ベルグアースは連続最高益で農業関連

  野菜苗生産販売を中心としたアグリビジネス企業のベルグアース <1383> (JQS)は、7月7日(月)11円高の1539円と3営業日続伸している。5日移動平均線が25日移動平均線を上抜けミニゴールデンクロスを示現。連続最高益更新見通しで、バリュエーション的に割安感があり、下値不安が少なく、水準訂正高が期待と予想されることから、好狙い場となろう。   同社は、本社農場と茨城農場の面積拡大を計画し、引き続き野菜苗の生産能力を高め売上増を見込んでいるが、優秀な人材の確保を目的とした雇用人数の増加及び賃金の上昇等による人件費の増加、新たな設備投資による減価償却費等の製造経費の増加、新技術・新商品開発のための研究開発費の増加を見込むため、営業減益を見込んでいる。今2014年10月期業績は売上高40億8000万円(前期比7.1%増)、営業利益1億6000万円(同19.7%減)、経常利益3億円(同34.7%増)、純利益1億8300万円(同30.4%増)を見込む。年間配当は10円(同3円増)を予定している。   株価は、1月16日につけた年初来の高値1749円から3月26日に年初来の安値1455円まで調整。その後、1500円割れで下値を固め出直りつつある。政府がまとめた農業の成長戦略は、企業の参入促進と、農地の拡大、農協改革の3本柱となっているが、国産の農産品の価格競争力を高めたい考えで、同社が受ける恩恵は大きいと期待される。今期予想PER10倍台と割安感があり、水準訂正に進む可能性大。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
野菜苗生産販売を中心としたアグリビジネス企業のベルグアース<1383>(JQS)は、7月7日(月)11円高の1539円と3営業日続伸している。
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2014-07-08 09:00