アイネットはワンストップサービスを武器に、中長期の成長目指す
アイネット <9600> が出直り足を鮮明にしている。好業績が見直しの最大のポイントである。前2014年3月期は売上げ225億2800万円(前々期比4.4%増)、営業利益16億6400万円(同8.2%増)の増収益を達成した。顧客企業の収益改善に伴って、システム開発を中心に、IT投資に回復の動きが見られる。併せて、企業の一層の経営効率化や事業拡大などを目的としたデータセンターやクラウドサービスの利用が拡大している。
そうした好環境を受け継ぐ今2015年3月期も売上げ236億5000万円(前期比5.0%増)、営業利益18億8000万円(同13.0%増)の連続増収益が見込まれている。
同社は、中長期にわたる安定的な成長を実現するため、顧客企業のシステム設計から構築・運用・保守等のシステムインテグレーション、自社データセンターを活用した受託計算・ITマネージドサービス・クラウドサービス等のITサービス、更には請求書や販促DM等の印刷・加工発送処理やコールセンター等、企業が必要とするITサービスをワンストップで提供している。
システム企画・開発分野においては、各種業務システムの構築をはじめ、携帯電話などの組込みソフトウエア開発や宇宙開発分野における人工衛星システム設計なども受託している。最近では、金融業、旅行代理店業や建設業などの顧客から、ステム企画・開発案件も増えている。
エンドユーザー志向による多面的な営業展開、ストックビジネスの拡大による利益の確保、それに環境変化への対応を進め、中長期の成長を目指す。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
アイネット<9600>(東1)が出直り足を鮮明にしている。好業績が見直しの最大のポイントである。前2014年3月期は売上げ225億2800万円(前々期比4.4%増)、営業利益16億6400万円(同8.2%増)の増収益を達成した。
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2014-07-08 09:45