乃村工芸、中間期連結業績予想を上方修正、営業減益幅が縮小

 乃村工芸社 <9716> は8日引け後、14年8月中間期業績予想の上方修正を発表。売上高を490億円から510億円(前年同期比6.2%増)、営業利益を15億円から22億円(同3.3%減)、純利益を13億円(同20.0%増)に引き上げた。消費税率引き上げの影響が想定よりも限定的だった。また、受注プロジェクトが順調に推移する見込みとなった。15年2月期(通期)業績予想は修正していない。  第1四半期の売上高は前年同期比17.2%増の304億5500万円、営業利益は同19.3%増の20億300万円、純利益は同13.9%増の11億7400万円と増収増益だった。人手不足の影響で工期が厳しい状況になった案件があって総利益率が低下したものの、前期から期ずれした大型案件の計上で売上高が増加したため、営業利益ベースでも増益を確保できた。  8日終値は15円安の886円。(編集担当:宮川子平)
乃村工芸社は8日引け後、14年8月中間期業績予想の上方修正を発表した。
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2014-07-08 15:30