日経平均は続落、方向感に乏しく神経質な動きへ=長島和弘
■今日の動きから
7月8日の東京株式市場、日経平均株価は65円03銭安の1万5314円41銭と続落しました。日経225採用で値上り銘柄数は74、値下り銘柄数は140、変わらずは11。東証1部上場値上り787銘柄、値下り894銘柄、変わらず134。全33業種中23業種が値下り。TOPIXも続落。マザーズは4日続落。東証REITは反落しました。
米国株安、円高推移で方向感に乏しく軟調展開となりました。日経225採用銘柄では、日経寄与度の高いソフトバンク <9984> 、ファーストリテ <9983> 、ファナック <6954> が下落。主力の日立 <6501> やトヨタ <7203> も下落しました。
東証1部市場では、沖電線 <5815> をはじめとした電線株が急騰するなど、低位の材料株を物色する流れが続きました。
マザーズが続落しており、新興銘柄はやや物色の圏外。手がかり材料に乏しく4-6月期決算の動向を見極めようとの姿勢が強まり、全般は外部環境に神経質な展開が続く可能性もありそうだ。(執筆者:長島和弘)
マザーズが続落しており、新興銘柄はやや物色の圏外。手がかり材料に乏しく4-6月期決算の動向を見極めようとの姿勢が強まり、全般は外部環境に神経質な展開が続く可能性もありそうだ。
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2014-07-08 15:45